理事長です。
第2期の活動が始まりました。
現地での打合せや視察などが主な活動となります。
初冬から春先の植樹時期のために、この活動は大きな役割を果たします。
6月は諸々打合せが重なり2回被災地へ訪問しました。
双方、前進する成果を上げて帰京。この積み重ねが実際の植樹に繋がります。
余談ですが、東京で今の被災地について聞かれることが多くなりました。「何も変わっていませんよ」と言葉を返し、ガレキもさらに撤去されて、ますますキレイになる町並みの話をしています。
下記は女川町の女川病院から撮影したものです。倒壊したビルがひとつ横たわるだけで、あとは遠くを見渡すことのできるくらいのキレイさとなっています。各自治体では復興計画は進んでいますが、様々な障害によって進んでいない現状があるのだとか...。簡単には進まない被災地の実態です。
対岸には地元では有名なホテルが見え、ここも3階部分?まで津波の被害を受けています。しかしほぼ建物は残り、唯一大規模宿泊客を収容できる施設なので、震災当初から大勢の避難者、支援者、宿泊客を受け入れていました。
そして南三陸町で有名となった海沿いのマンション。屋上まで水が上がったそうですが、住民は1人も被害がなかったという報道がありました。それはこの建物自体が避難場所でしたが、当初は避難をして屋上に上がりましたが、大きな津波がくることがわかって逃げることができたそうです。
1年以上経つというのに毎回何かしらの発見があります。
ただ進展しない被災地の現状は、今の日本国の政治と同様に目に映るのは否定できません。
これから続く第2期の活動。
第1期の経験を活かし、有効に有意義に活動をして参りたいと思います。
引き続き皆様のご支援、何卒宜しくお願いします。
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