理事長です。
本業で慌しい毎日に、輪をかけるようなボランティア活動。
目まぐるしい1年が過ぎ去りました。
設立してから・・・
昨年の7月に設立してから早1年半が経過しました。実際の植樹は今年の春先から行なって今初冬までに植樹した数は 957本 です。1000本には届きませんでしたが、相当な本数を植樹できたことには満足しています。来春にはさらに1000本弱の植樹を予定していますので、春先の植樹が終わる頃には何本になっているかが楽しみのひとつです。
植樹の時期
桜の植樹時期は 初冬or春先 と決まっています。(真冬とそれ以外の季節には植樹は適しません) 集中してその時期に植えなければいけないのは、植物の根が止まる頃と動き始める時期だからです。活発に動く時期に植樹をしようものなら、根腐れなどを起こす原因になってしまいます。当初は1年中植えられると思いながら活動を始めましたが、専門家の方からご指導で勉強させて頂き、素人考えは直ぐに修正されしまったのです。
植樹に至るまで・・・
実は植樹することは全体の2~3割程度、その前の綿密な打合せや準備作業で多くの時間と労力が費やされます。植樹までの道のりは、私達の行動もさることながら、現地の皆様のご苦労があってこそ、植樹会に至ることができるのです。最近では大手企業様のボランティアで、準備作業からお手伝いを頂けることで、現地の方々の負担が大きく軽減されています。
今年最後の植樹会
12/1~2に行なわれた山元町での準備作業と植樹会です。野村グループの皆様が大勢でボランティアに参加して頂きました。1日目の午前中は雪、今春も雪に見舞われ、毎回雪付きの山元町の植樹会となりました。
1日目終了後に記念撮影。終わった頃には雪も融けてしまいました。焚き火をしながらの寒い準備作業でした。
2日目は植樹会。同じビブスを付けて、現地の方からの植樹教室から始まり、植樹会の始まりです。そしてこの日も最後に記念撮影。
今回から管理強化のためネーム付け作業も行いました。桜守りには欠かせない作業となります。これに基づき地図を作成し、桜管理を行なっていくのです。
メンバーの負担
私を含め理事全員が企業経営者。本業の傍らボランティアの時間を作って活動しています。社長業といえども中々時間を割くことは大変なこと、何とかやりくりしながらの参加をしてくれています。まあしかし、ある意味私達の立場だからこそできるとも言えるわけで、それを支えてくれる従業員の皆さん、サポーターの皆さんに感謝しているのです。それにしても他のメンバーも含め、さくらPスタッフには頭の下がる思いです。
ボランティア熱は冷めたか・・・
最近では被災地へ行ってもボランティアで来ている方を殆ど見なくなった。東京でも時が過ぎるにつれ、被災地の話題すら出て来なくなった。喉もと過ぎれば・・・なのだろうか、全国のボランティア熱は冷めてきているように思える。しかし現地の受入れもできていないので、潜在的には多数いることを願うばかりです。そんな中、私達は未だに活動を続けている。それは支えてくれる方々や、潜在的ボランティアであるサポーターの皆さんの存在が大きい。共に細く長く続けて行きたいと願っているのです。
認知度が高まってきた「さくらプロジェクト3.11」
お蔭様で各地へ訪れても認知度が高まってきて、現地の皆さんの抵抗なき対応を感じます。自治体はじめ植樹要請も増えてきており、本当に有難い活動状況となってきました。復興計画と共に植樹を希望する自治体も多く、来年度以降が植樹のピークになっていくのだろうと予測しています。それもこれまでの植樹実績やプロジェクトの賛同を得ている証拠。少しづつカタチにして頑張って参ります。
来年はこれまでの経験を活かしながら、効率よく植樹活動を進めていこうと思っています。被災地、被災地外を繋ぐプロジェクトであることを忘れず、しっかりと根をはった活動にすることを目標にしていきます。引き続き、皆様のご協力を賜りながらメンバー一同頑張って参りますので、ご指導ご鞭撻、またご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
今年1年の御礼と共に、年内最後のご報告とさせて頂きます。
来年も宜しくお願い致します。
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