先週、打合せ&視察に現地に行ってきました。
福島県、宮城県、岩手県と3県いっぺんに周り、ハードな日程となりました。
暑いかと思いきや、海風も手伝って過ごし易い気候でした。(東京と比べると)
現地ツアーバス
被災地に訪問し始めてから早2年半、夏も3回目となりました。現地の状況は一変し、今では当時の状況を伺い見るものはほぼ無くなってしましましたが、逆に現地を訪れる観光客が増えているとの現地情報。確かにすれ違う車には、観光バスが続々と見かけるのは毎回感じるところです。
現地でお世話になっている方で、当時から観光客のツアーガイド(被災地の語り部)を行なっている方がいます。その方は昨年からツアー客の対応で毎日多忙な日々を送っています。時には1日で3回のガイドをすることもあるのだとか・・・。時には全国から講演依頼を受けて、方々飛び回っているそうです。今となっても被災地外の関心が高いことに驚かされます。ちなみにレプリカとなった高田の1本松には、大勢の観光客が訪れています。
お茶っこ
現地には何度も足を運んでいるせいか、だいぶ顔を覚えてくれる人が増えました。いつ訪れても「どうぞ、上がってお茶っこ飲んでください」と言ってくれます。何とも有難い事です。地域性もあると思いますが、多忙にも関わらずお時間を頂戴することに恐縮しながら、雑談を交えて現地情報、苗木情報、地域の歴史など、話すことは結構尽きないものです。
紫陽花(アジサイ)と山百合(ヤマユリ)
この時季、三陸の宮城、岩手辺りで、紫陽花と山百合をアチコチで見かけます。紫陽花というと関東では6月辺りですが、現地では今が満開時期なんだそうです。今回初めて知りましたが、これまで気にもかけなかったことゆえ、多少は現地に対する視点や余裕が出てきた証拠なんですかね。撮影してきた写真は下記の通りです。
実際の植樹は初冬か春先。それ以外の季節については、現地での打合せや視察、植樹した苗木の成長観察など、やることは結構あるものです。オフシーズンにできる限り現地に足を運んで、綿密な打ち合わせをして、実際の植樹に結びつけることが私達の役割となっています。
復興に向けて忙しく動き回る現地の皆さんと接していると、私も負けてはいられないような気になってきます。人も熱い8月の三陸でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿