報告が遅れましたが、去る11月9日、10日で行われた宮城県亘理郡山元町の戸花山での植樹会の模様をアップします。
これでこの地の植樹活動は都合4回目になるのですが、毎回雨や雪に祟られていました。
しかしこの日はご覧のように雲ひとつ無い快晴! うっすらとスジのように見える飛行機雲が延びるだけでした。
やっと好天の中で行えると喜んでいたのですが、二日目の後半からはやはり雨に。晴れ男を自認するわたしなのですが、どうやらもっと強い雨男(雨女?)さんがいるようです。
今まで植樹に関しては地元・戸花山桜の会の皆さんに、事前に植樹用地の準備をして戴いていたのですが、今回は参加していただいた皆さんに、植樹場所の伐採や後片付け、遊歩道の整備(これは今までもお願いしていました)もやって頂くことにしました。
伐採は機械を使ってやれば簡単なのですが、危険なので手作業でお願いしました。ノコギリ使って生木を切るのは凄く骨の折れる作業ですが、皆さん頑張って開墾してくれました。
また、伐採後の切り倒した樹木を撤去するのがこれまた大変なのですが、人海戦術使ってバケツリレー方式で撤去しました。
いつも戸花山桜の会の皆さんはこれで苦労されているのですが、アッという間に片づいてしまって驚かれていました。
上の写真がそのバケツリレーしている時のものですが、この眼下を常磐線が走ることになりました。常磐線開通の暁には、春先に車窓から満開の桜を望むことが出来るでしょう。
写真合体するのにハンパだったので省きましたが、全5班に分かれて作業しました。その焼きいも作業では、山元町の斎藤俊夫町長自ら薪割りの手本を見せていただきました。
この丸太、けっこう重くて女性には持ち上がりません。町長、御年64歳とは思えないパワーです!
そしてもうひとつ今回は新しい試みをしました。
この地はウサギやオコジョが多く生息するのですが、そのウサギが桜の幹を囓ってしまいます。そのウサギ避け対策で、今までは忌避剤を撒いたり小枝で桜の幹の周りを防御したりしていたのですが、
ビニール袋で囲ってみました。
小枝で囲うよりは確実と思われます。来年の春先に効果のほどを調査したいと思っています。
今回、かなり辛い作業をお願いしたにもかかわらず、皆さんニコニコと作業を完遂していただき、本当にありがとうございました!
これに懲りて「次回は参加しないゾ!」という人が現れないことを願います。
戸花山はいつでも私たちを優しく迎えてくれますから。
上の写真は木漏れ日差し込む戸花山の南東口入口です。
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