絆、守れるのか。

フスマックスです。

先週26日より被災地でさくらプロジェクト3.11の植樹に関する活動を行い、

29日夜戻ってきたところです。

今回は、山田町、陸前高田市、気仙沼唐桑町、気仙沼市、南三陸町、登米市、石巻市、

仙台市、亘理郡山元町と回って参りました。

瓦礫はだいぶ片付けられましたが、各地相変わらず市町村の復興計画を待っている状況ですが、民意が反映されにくい現状もあり、思うように進まない苛立が感じ取れます。

また現地では、同じ被災者であっても家を失ってしまった場合と現存する場合とでは

物理的格差が大きく、それが意識の格差に発展し、中には小さな村であっても

以前の絆を失ってしまったと嘆く住民もいらっしゃいます。

現地の方の語りに、率直に、素直に寄り添っていくことを通じて
私たちの活動が自己満足に終わらないよう、相手の思いや状況を受け止めることが
やがては絆となっていく我がさくらPにとって、とても大切であると感じました。

さくらプロジェクト3.11がどこまで影響できるかは未知数ですが、

花が咲き人が集うことを通じて、やがてはそのような環境の中にある人と人の絆となって

いくことを願い、引き続き活動して参りたいと思います。

 遠野の雪桜？

遠野の桜並木

枝の雪の結晶が花弁のようでさくら七分咲きを思わせる美しさでした。

一方．．．

今現在の宮城県石巻市雄勝町

宮城県石巻市女川町の高台にある町立病院：４月初旬

続く↓

宮城県石巻市女川町の高台にある町立病院

前写真ほどの高台にありながら１階部分が２m程浸水した：現在