フスマックスです。
久しぶりの投稿、お許しくださいませ。
この一年半に渡って、何度となく東北沿岸部北部を訪問し、植樹地の開拓を試みてまいりました。
その結果、漸く2箇所決定いたしました。2地域とも今までになかった地域です。
まず、岩手県釜石市内で箱崎半島にある箱崎町。ここは、大槌湾に面した南側の沿岸部で大きな津波の被害があったところです。町へのアプローチは湾に沿った道を通るしかなく、必然的に孤立被災地となり、復旧はもとより生活が落ち着くまでは相当のご苦労があったと聞きます。この度は、釜石市釜石復興推進本部、社会福祉協議会及び、地元地域住民の皆様との橋掛け役のNPO法人hands(敬称略)とのご縁で実現します。復興道路の建設計画の影響を鑑み、まずは20本植樹します。日時は迫っていて、10月19日の9時から。NPO法人handsが運営する箱崎ファームでできたお芋の収穫祭に便乗してさくらの植樹も行ないます。
箱崎地区2箇所
市民農園周辺
箱崎地区入口トンネル付近
二つ目の地域は、宮古市重茂地区です。こちらは半島のほとんどが山地や断崖が占めていて、高さ100mほどの断崖絶壁が連続しています。その先端には本州最東端の魹ヶ崎があります。また、魹ヶ崎南沿岸部に位置した千鶏小学校は本州最東端にある小学校です。
重茂地区は、今回の大震災では時速115kmで海岸に押し寄せた津波が、日本国内観測史上最高の高さ40.5メートルに達した地域でもあります。
この度、重茂漁協婦人部でこの地域の復興を強い思いと行動で牽引していらっしゃる方とのご縁から、この地域とつながることができました。重茂漁港に隣接する復興整備地内国有林0.2ヘクタールの土地と地元住民の方が提供してくださる土地に合計311本植樹します。地元重茂の漁協婦人部と営林署のご協力とご指導のもと、地元の鵜磯小学校、千鶏小学校、重茂小学校の小学生104名と保護者を中心に総勢200名を超えるメンバーで植樹会を開催します。日時は、10月30日10時からです。子供たちの笑顔と出会えるのが楽しみです。
重茂地区代表箇所
宮古市重茂第7地割11近辺
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