こんにちは、カヤです。
2015年最初の植樹会が3月14日、15日の二日間にわたり行われました。今回の植樹地は福島県新地町と、宮城県の山元町です。
両日共に快晴でした。これも日ごろの行いの賜でしょう…、ってのはまったくのウソでして、昨年の新地町は冷たい雨の中で、そして山元町にいたっては毎回雨か雪に泣かされたのですが、今回は最高のお天気でした。
新地町では鹿狼山と龍昌寺、そして3件の地元の方の庭先に植樹しました。標高429.9㍍の鹿狼山には温泉もありますが、このあたりはかつて海だったそうです。その証拠に、岩を割ってみるとこのように貝殻などの化石が見つかります。
植樹終了後は婦人部の方々の豚汁とおにぎりをご馳走になり、地元公民館で親睦会。震災から4年経過した現状などのお話しを伺いました。復興は、まったくと言って良いほど進んでいません。
翌日は山元町の戸花山です。もう何度も訪れて桜を植えています。戸花山を貫くトンネルもほぼ完成し、眼下では高架になる線路工事が行われていました(下写真)。常磐線全線開通ももうすぐでしょう。電車が走るようになれば、春には車窓からこの戸花山の桜が望めます。その日が待ち遠しい!
山を上り下りしながら植樹はけっこう大変です。肥料や水もあげなくてはならないので、それらを担ぎ上げるのはひと苦労します。それでも皆さん、楽しげに植樹をしていただきました。本当にありがとうございます!
お弁当を食べながら、被災の際の辛いお話しや、苦労したことなどをお聞きしました。テレビや新聞報道では得られない生のお話しは胸に響きます。
5年後、10年後がとっても楽しみな戸花山です。
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